門司ヶ関学園 概要
名称 | 門司ヶ関学園 |
事業種別 | 児童福祉法第41条による児童養護施設 |
所在地 | 〒800-0112 北九州市門司区大字畑1808‐6 TEL093-483-1685 FAX093-483-1686 |
設置経営主体 | 社会福祉法人 北九州門司民生事業協会 |
施設認可年月日 | 昭和25年10月1日 |
児童定員 | 75名 |
施設の規模 | 鉄筋コンクリート造り 3階建 一棟 小規模ユニットケア・3階建 建坪914.56㎡ 建築延面積2,321.23㎡ 敷地3,000㎡(市有地) |
目的 | 児童養護施設は、乳児を除いて、保護者のない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせてその自立を支援することを目的とする施設とする。 |
職員 | 施設長、次長、主任指導員、主任保育士、家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員、個別対応職員、指導員、保育士、看護師、事務員、栄養士、調理員、心理療法員、嘱託医 |
子ども達の生活 | 当園では北九州市子ども総合センター(児童相談所)より、託された2歳から18歳までの市内在住の子ども達を預かり、家庭・両親に代わり、心身共に健やかに社会人として独立、自活ができるよう養育しています。 子ども達は担当職員を中心にグループを作り、日常生活を送っています。季節の行事を組み入れた年間の生活やサークル活動なども行っています。 |
子ども達と学校 | 子ども達は吉田幼稚園、松ヶ江北小学校、松ヶ江南小学校、松ヶ江中学校等に、高等学校は区内及び近郊の公立・私立に通学しています。 |
年間主要行事 | 4月 入進級祝いの会 5月 子どもの日行事、市福祉施設幼児レクリエーション 6月 市福祉施設野球・バレーボール大会 7月 七夕まつり 8月 夏季キャンプ、一日里親の会家庭生活体験、一日里親の会との交流行事 9月 敬老の日訪問、県福祉施設野球・バレーボール大会 10月 遠足 11月 市福祉施設芸能まつり 12月 市福祉施設小学生ドッジボール大会、クリスマス会、もちつき 1月 元旦祝賀 2月 節分、一日里親の会旅立ちを祝う会 3月 ひなまつり、卒園・卒業生祝いの会 月間行事 誕生会、グループ会、学習指導、教養活動(野球・バレーボール・茶道・書道・絵本読みきかせ) |
日課
平日
6:45
起床、洗面、掃除
7:10
朝食
7:50
登校
9:30
登園
12:00
昼食
15:00
おやつ
17:30
清掃
18:00
夕食
18:40~20:30
入浴
18:30~19:30
学習
19:30~21:00
自由時間
21:10 21:30 22:00
消灯
22:00~24:00
自主学習
休日
7:30
起床、洗面、掃除
8:00
朝食
9:00~11:00
学習
自由時間
12:00
昼食
15:00
おやつ
17:30
清掃
18:00
夕食
18:40~20:30
入浴
18:30~21:00
自由時間
21:10 21:30 22:00
消灯
22:00~24:00
自主学習
沿革
大正13年 6月15日 | 港湾都市門司港在籍の艀船乗組員家族の子弟は陸上に縁故者のある者以外は船内より通学し、出船の場合はやむなく一時通学を中止するという状態であった。また、船内居住のため遊び場所もなく、往々海上犠牲者を出す実態にあったため、門司港艀船自衛組合が結成され、大正14年2月11日、門司市旧門司に付属無料産院を設立し、同時に艀船子弟のための収容所設立の計画を始めた。 |
昭和3年 4月29日 | 門司艀船自衛組合の経営で、門司港海員学童児童収容所を旧門司に設置、爾来昭和20年6月の戦禍による建物焼失まで実に20余年に亘り県補助金及び宮内省逓信省等よりの事業奨励金の交付を受け経営、一時135名の児童を入所させたこともある。 |
昭和20年 6月29日 | 建物焼失のため、やむなく解散。 |
昭和21年 4月1日 | 門司市本村町三丁目 門司港運株式会社職員寮内に再開。 |
昭和25年2月15日 | その寮は門司市に買収され、母子寮を開設、同時に児童収容所は母子寮併置の児童福祉法による養護施設本村学園と改称、門司市に於いて経営された。 |
昭和25年 10月1日 | 財団法人門司市民生事業協会の経営に移管、共同募金 90万円により、旧門司に園舎を新築移転し、門司ヶ関学園と改称、入所定員 20名を以て発足。 |
昭和27年 3月15日 | 定員35名に変更認可。 |
昭和29年 6月1日 | 建物増築に伴い定員50名に変更認可。 |
同年 10月24日 | 高松宮殿下御来園。福岡県社会福祉協議会会長表彰。 |
昭和30年 6月1日 | 海上生活者児童と一般養護児童との混合入所開始。 |
昭和31年 6月1日 | 定員60名に変更認可。 |
昭和32年 4月29日 | 恩賜 宮内庁 |
昭和39年 4月29日 | 恩賜 宮内庁 |
昭和43年 3月31日 | 民間老朽社会福社施設整備計画に伴う国庫補助金等により改築工事を実施して、運営の充実を図るとともに、卒園児の事後指導に万全を期するための施設を併設した。 |
昭和44年 8月1日 | 定員70名に変更認可。 |
昭和51年 7月1日 | 最後の海上生活者児童が退所し、一般養護児童のみ入所となる。 |
昭和54年 12月25日 | 中央競馬馬主社会福社財団の助成金により3階児童居室2部屋を増築。 |
平成14年 3月31日 | 国庫補助金等により畑地区の現在地に移転改築し、改築後の施設には一部大部屋解消とプライバシー保護と次の様なスペースを設けた。 ・個別処遇スペース ・小グループ生活スペース ・心理療法関連スペース ・親子生活訓練スペース |
平成16年 4月1日 | 定員76名に変更認可。 |
平成25年 4月1日 | 小規模ユニットケアを増築。 |
平成27年 4月1日 | 定員75名に変更認可。 |
平成30年 4月1日 | 地域小規模児童養護施設「かもめ」認可、開設。 |
令和3年 4月1日 | 地域小規模児童養護施設「バンビ」認可、開設。 |
◆ショートステイ事業
お家の方の病気、冠婚葬祭、 出張、出産などの理由で子ども達の面倒を見れなくなったとき、 一時的にお預かりする事業です。 期間については1週間以内となっていますが、 期間のこと、 事情についてはご相談に応じます。また、費用については北九州市が一部を負担いたします。 (家庭の状態により負担率が変わります。)
◆トワイライトステイ事業
お家の方の仕事の都合で帰宅が遅くなるときなど、お迎えにこられるまで一時的にお預かりする事業です。食事は施設の方で他の子ども達と一緒にします。お迎えにこられる時間によっては、入浴も済ませてお家の方を待つことができます。
◆小規模グループケア
小舎制(原則として定員6名)
地域社会の民間住宅等を活用して近隣住民との適切な関係を保持しつつ、家庭的な環境の中で養護を実施することにより、子どもの社会的自立の促進に寄与することを目的とするものです。
地域社会の民間住宅等を活用して近隣住民との適切な関係を保持しつつ、家庭的な環境の中で養護を実施することにより、子どもの社会的自立の促進に寄与することを目的とするものです。